「京都御苑」


4月4日に入洛されたみゅうさんと、京都の隊長「あけぼのさん」の号令の元
ひよりさんと、ダンチョが集結して桜を愛でるミニオフ会が催されたのである。

ダンチョの参加は5日からであったが、まず訪れたのは早咲きの枝垂れ桜が美しい京都御苑であった。
御所の一般公開の前日であったにも関わらず、御苑内は春の陽光に誘われた人々でにぎわった。



 



今年は開花宣言が遅く、みゅうさんが来られるまでに桜が咲くのか…
と気をもんだが、それは杞憂に終わった。

前日までの肌寒い日々が嘘のように、早朝から爽やかな青空が広がった。
青空に映える桜が、逆光に輝きを増した。




 














「祇園白川」


桜に見とれて時間を忘れていたが、気が付けば11時過ぎ。
昼食にと、ひよりさんが予約してくれた「祇園白川」のお茶屋さんに急がねば!!



「かにかくに 祇園はこひし寝(ぬ)るときも 枕のしたを水のながるる」 歌人 吉井勇

春夏秋冬おりなす美しい白川の畔りで祇園を愛し
「いのち短し 恋せよおとめ…」で有名な
歌人吉井勇氏がお宿として過ごしたお茶屋に
オープンした『祇をん かにかくに』

かにかくにとは、「とにもかくにも〜恋しい」といった意味合いだとか。


お昼にいただいた、贅沢なコース料理〜♪



とってもお洒落な、二段重ねの先寸


春野菜のスープ


桜鯛の蒸しもの


仔牛のカツレツ


香ばしくって美味しかった、黒ごまのふりかけ


デザートは、焼きプリンに果物そしてアイスクリームでした。完食!!



 

そして、店内からは見事な枝垂れ桜が存分に楽しめるのです。
美味しい料理に舌鼓をうちながら眺める桜。贅沢なひとときを演出してくれた、ひよりさんに感謝。


 


満ち足りた食事の後は、置屋だった当時を再現する
お部屋を見学させていただきました。

階段を利用した置き箪笥・かんざしや遊び道具などが
飾られ、京都情緒を演出しておりました。









「平野神社」


昼食を終え、次に向かったのは桜の名所「平野神社」でした。




 



「雪山桜」




平野神社には、「桃桜」「河津桜」「不断桜」「唐実桜」など
早咲きの桜が数多くあるが、それらの花は、すでに散っていた。
夜桜でにぎわうソメイヨシノの木々は、この時は、まだチラホラ咲き。
子供たちが書いた桜の絵が、夜桜のライトアップに一役かうという粋な演出も…。












「北野天満宮」〜「千本釈迦堂」


一路、北野天満宮の境内を通り、千本釈迦堂の「阿亀(おかめ)桜」へ。





北野さんでは、名残の梅が香っておりました。
飾り立てられた「牛」さんの頭を触り、ダンチョの頭も「お利口さんになれ!」
…と、撫でることも忘れませんでした。







枝垂れ桜の間からのぞく「阿亀さん」のお顔は、よりふくよかに…。

 





この時期の椿が、ダンチョは好きです。
淡い花びらが儚げで、寄り添う姿を見るにつけ
ダンチョの恋心は、少々刺激されちゃったかも〜♪









さあて、休憩も大切だ。千本釈迦堂を少し東へ…。
「町家でお茶を」の甘い言葉の響きに誘われて入ったお店はカフェギャラリー「ひだまり」
店内は町家をちょっぴり改造して、よりお洒落に。
コタツがテーブルになっていたりと、いたってアットホームな空間になっている。
西陣だけに、織機の紋紙がインテリアとして飾られているのも自然に感じる。
クラッシックな雰囲気が疲れを心地よく癒してくれた…。



黒みつきなこミルク


サクラ紅茶




 









御所から始まった桜見物も、今日はここまで。
あけぼのさん・みゅうさん・ひよりさん、そしてダンチョもさすがに歩き疲れた。
明日は「醍醐寺」。鋭気を養いに打ち上げだ!!
帰りは嵐電に乗って四条大宮まで…そして居酒屋「あんじ」でヘロヘロに。
お次の店では、にょろろやダンチョのお友達とも合流した。
いやはや大笑いした、にぎやかな一日になりました〜♪
2005.4.5