京都府立 植物園」


雨が降り風も吹き、散り始めた桜たち。
先週の撮影で、今年の桜の撮影はお終いと考えていたが…。
15日は朝から晴れ上がった。

むむ…どうしたものか?
植物園。 「なからぎの道」の枝垂れは、確か遅咲きのはず。
地下鉄の人となったダンチョは、一路、植物園へ〜♪











植物園を入って正面に見えるソメイヨシノは、やはり散り始めボリュウム感に少々欠ける。

園内はすでに桜から新緑への雰囲気も。
透明感のある、緑の葉が桜のピンクに映える。

桜はもう駄目かと思いきや、枝垂れ桜園は今が盛りと、どの木も満開だ。
遠足でやって来た幼稚園児や家族連れがお弁当を広げる。
そんな光景が微笑ましく、加えて羨ましい…。



 

さてさて、さすが植物園だけあって園内の桜の品種が豊富なこと。
プレートで名称が分かる桜だけでもすごい数。
ダンチョとりあえず、撮れるだけ撮ってみました。


太白 胡蝶(コチョウ) 糸括(イトククリ)
柳桜(ヤナギザクラ) 染井吉野(ソメイヨシノ) 大原渚桜(オオハラナギサザクラ)
御室有明(オムロアリアケ) 大島桜(オオシマザクラ) 兼六園熊谷(ケンロクエンクマガイ)
嵐山(アラシヤマ) 手弱女(タオヤメ) 細川匂(ホソカワニオイ)
白山一号(ハクサンイチゴウ) 弁殿(ベンドノ=デン=) 早晩山(イツカヤマ)
コシノヒガンザクラ 天城吉野(アマギヨシノ) ウスゲヤマザクラ
佐野桜 弓削(ユゲ) 小塩山(コシオヤマ)
桐ケ谷(キリガヤ) ケヤマザクラ 子福桜(コブクザクラ









さらに、春から初夏にかけては様々な花が咲く。
鳥たちの姿も見られるし、なんと言っても圧巻は人間様のカメラの放列。

皆さん一生懸命撮ってますが、
植物園は広いんだから同じ所で撮るこたぁ無いと思うのですが…。






 

 

トサミズキ バイカシモツケ(利休梅) ベニバスモモ
ニワウメ シャクナゲ オオカメノキ(ムシカリ)
九輪草(クリンソウ) モモ源平枝垂れ シダレモモ
ハナカイドウ ネジキ 白タンポポ


 

桜吹雪は撮れなかったけど、池や地面は散った桜の花びらで一面が絨毯に。







 

植物園の西を流れる鴨川堤の「なからぎの道」。

若木から年を重ね、見事な花をつける。
川面の風に揺られる枝垂れの姿は、いたって優雅。



 







水の流れを感じ、自然の美しさを満喫できる「なからぎの道」
市民に愛される、憩いの場所の一つになっている。










桜もいよいよ終盤。
紅葉と違うのは、桜の短命さ。
その儚さに、心惹かれるんですね。きっと…。

2005.4.15