開店10周年「壹の会」に参加しました。


本館Uncle.K「グルメ・メグル」でご紹介している「壹」さんが、今年10周年を迎えられました。
その記念祝賀会が11日に、松尾大社の鳥居横の松尾温泉 京料理「とりよね」さんで行われました。

ダンチョたち、この日に合わせてオフ会を挙行することを計画し、
隊長のあけぼのさんを先頭に、ひろっぺさん・ひよりさん。
そして千葉県から、みゅうさんときれいなお姉さんが参加したのでありました。

さすが、先斗町で元舞妓さんだった「」のお母さん。
始まりから、宮川町(何故か、先斗町でない…)のきれいどころによる唄に舞い…。
ダンチョはいつもに増して、張り切っちゃいましたねぇ〜♪


まずは、お祝いの席で披露されるという、お囃子「舌出し三番隻」
参加の皆さん、近くで見る芸舞妓さんの美しさに、しばし沈黙…。


 



 








   

開会の挨拶をする「とりよね」さんの社長。「壹の会」の会長でもある。

ここで衝撃的な事実が発表された…。
」のお母さんが、先日骨折してこの会に参加できなくなりましただって!!
全く知らなかったダンチョたちは唖然・呆然〜★

しかしながら、お母さんの分まで頑張って場を盛り上げてくれたのは、やっぱ宮川町の芸舞妓さんたちであった。
ダンチョなんかは、途中からお母さんの悲劇はすっかり忘れておりました…お母さんm(._.)m ゴメン




我らが楽しい仲間たちも、華やかな舞台に女性陣はうっとり。男性陣は、ファインダーをのぞくのに余念が無い〜★
みゅうさんの、イヤリングの真珠がでかいぞ!!





 



舞台中央には、李白の漢詩が…。
お母さんが、好きな詩なんだろうか?
ダンチョ、どういう意味なのかちょっと調べてみました。


処世若大夢=世におること大夢のごとし= 胡為労其生=なんすれぞ其の生を労するや=
 所以終日酔=ゆえに終日酔い= 頽然臥前楹=頽然として前楹に臥す=
 覚来眄庭前=覚め来って庭前を眺むれば= 一鳥花間鳴=一鳥花間に鳴く=
 借問此何時=借問す 此れ何れの時ぞ= 春風語流鶯=春風 流鶯に語る=
 感之欲嘆息=之に感じて嘆息せんと欲し= 対酒還自傾=酒に対してまた自ら傾く=
 浩歌待明月=浩歌して明月を待ち= 曲尽已忘情=曲尽きて已に情を忘る=

人生が夢に過ぎないのなら
何で悩み苦しむことがあろう
飲めなくなるまで飲み過ごすのだ
この素敵な一日を

飲めなくなるまで飲んで
喉も心も満たされたら
わが家の戸口までよろめいて行き
心地好く眠りこんでしまうのだ

目覚めると何か聞こえる、おや
一羽の鳥が木で歌っている
鳥に聞いてみる「もう春になったのかい」
私はどうも夢を見ているようだ

鳥はさえずる。「そう、もう春だよ
一夜のうちにやってきたんだ!」
耳を澄ませて聞いていると
鳥は歌い笑っている

そこで私は新たに杯を満たし
底まで飲み干す
そして歌う、月が
暗い夜空に輝くまで

それ以上もう
歌え なくなったら
また眠ってしまえばいい
春が何だっていうのだ
私を酔わせておいてくれ






 


いただいた「とりよね」さんの懐石料理お献立

 

▼「先付」蓮根白和え 三つ葉  ▼「八寸」流し素麺 椎茸煮 錦糸玉子 鶏松風 青梅蜜煮


 

▼「先吸物」海老ふかし 生順才 海松菜 ▼「煮物」鰻饅頭 絹英豌豆 花麩 銀あんかけ




▼「焼物」鮎の塩焼き 杭牛蒡 枝豆 はじかみ


 

▼「向付」鶏笹身 あしらい ▼「酢物」鯛南蛮漬 千野菜 レモン

献立はもう少し続くのですが、ダンチョたちは都合で食事はここまででした。
しかしこの後すぐに出たのが「名物鶏スープ」だったのでありました。
実は「とりよね」さんは、鳥懐石料理の店で「秘伝鶏スープ」が名物だとか…残念!!
締めは、豆御飯とデザートの黒蜜ゼリーに抹茶クリームが…。



  

席についてお酌までしていただいた、宮川町の芸舞妓さんたちです。

左から=小桃さん(20)小扇さん(20)弥寿葉さん(18)



  

大阪出身の弥千穂さん=左=(26)ダンチョと一番遊んでくれたお姉さんでした〜♪
そして最年少17才の美恵雛さん。真ん中の唇は、美恵雛さん。
一年未満の見習い舞妓さんは、上唇に紅が塗れないそうである。







宴も終盤。お馴染みの「祇園小唄」が、心地よく舞われたのでありました。

月はおぼろに東山
霞(かす)む夜毎(よごと)のかがり火に
夢もいざよう紅桜
しのぶ思いを振袖(ふりそで)に
祇園恋しや だらりの帯よ

夏は河原の夕涼み
白い襟(えり)あしぼんぼりに
かくす涙の口紅も
燃えて身をやく大文字(だいもんじ)
祇園恋しや だらりの帯よ

鴨(かも)の河原の水やせて
咽(むせ)ぶ瀬音(せおと)に鐘の声
枯れた柳に秋風が
泣くよ今宵(こよい)も夜もすがら
祇園恋しや だらりの帯よ

雪はしとしとまる窓に
つもる逢(お)うせの差向(さしむか)い
灯影(ほかげ)つめたく小夜(さよ)ふけて
もやい枕に川千鳥
祇園恋しや だらりの帯よ








「おおきにどすえ〜☆」
こちらこそ、ほんとに楽しませていただきました。ありがとう。







やっぱ、お母さんにもご登場してもらわなくっちゃ終われません。
せっかくの大舞台だったのに、残念だったでしょうね…。
元気なら舞姿も見せていただけたはず。
いつの日か、この日のために練習されていた「白扇」のおどり絶対に見せてくださいね。

一日でも早く完治され、元気な笑顔に会える日を待ってます。






弥千穂さんにも入ってもらい、記念写真。
ホンマ、楽しいオフ会になりました。
皆さん、どうもありがとう…でした。

2005・6・11 ☆ダンチョ☆


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