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「街角の沙羅=夏椿=の花」



京都で沙羅の花といえば、右京区にある妙心寺塔頭・東林院を思い浮かべる。
先日もその東林院で、恒例の「沙羅の花を愛でる会」が行われたばかりであった。
4月の降水量が少なく、今年は沙羅の花は開花が遅いと聞いていた。

それがどうだろう…。
お寺のお庭ではなく街のど真ん中で、沢山の花をつけた「沙羅の木」が存在しているではないか。
京都御苑の南側、寺町丸太町にある骨董屋さんの玄関前に植わっている。
ここ数年、多い時には200位の花をつけるという。
今年も、すでに大輪の花を咲かせ、観光客や市民の目を楽しませている。
まだまだ蕾も数多く、花の盛りはここ数日中に訪れそうだ。


沢山の花を付けた「沙羅の木」 京都市中京区寺町通丸太町西南角

2005.6.14


 

梅雨の頃に開花する「椿」
すっきりした白色がきれいな花だ。
5枚の花びらの縁(ふち)には、こまかいギザギザある。
花の形が椿によく似ていて、夏に開花することから「夏椿」と呼ばれる。



 



  

写真を撮っていると「雨上がりに夕日が当たると、蕾は真珠のように輝き、とても美しいですよ…」と教えてくれるご婦人がいた。
この花は1日で落花する所から、いさぎよい花とも言われるが、お店のご主人曰く「二、三日は咲いてます」。
道路に落ちた花びらも撮りたかったが、この日は一輪の花も落ちていなかった…。










☆沙羅双樹 ミニ解説☆

 よく「沙羅双樹」と呼ばれるが、釈迦(しゃか)が亡くなったときに近くに生えていたことで有名な 「沙羅双樹」=平家物語の”祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を現す” で有名=は、全く別の熱帯樹のことである。 「沙羅双樹」は日本の風土では育たない。では、なぜ夏椿がこの「沙羅双樹」に間違われたのか…。 昔、ある僧侶が仏教にゆかりのある沙羅双樹の樹は日本にもきっとあるはず、と山に入っていろいろ探したところ、夏椿の木を見て 「これが沙羅双樹だ!」と思い込み、それを広めたため、との説がある。
この間違いのため別名「沙羅の木」とも呼ばれる。



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